奮い立たせて…
2月も終わりですが、板倉はまさかのすごい雪でした。
同じ時期に子供の小学校が休校になり、学校に行けない生活を1週間、強いられました。
おかげさまで、私もやろうと思いつつ後回しにしていた仕事が、ぜんぜんはかどらず、最初は子供が寝ている夜や朝にやろうと思っていたけれど、次第にやろうという気持ちも削がれて、最後はAmazonプライムで子供と一緒にスポンジボブを放心状態で見る…廃人と化していました…(※スポンジボブは、ほとんどの子供が大好きで、ほとんどのお母さんが苦手なアメリカ発のアニメです)
一連のコロナウイルスの問題の延長で、やる気をキープし続けることってとても難しいぞ、ということを改めて実感しました。外に出られない、誰にも会えない、予定も立てられない中で、モチベーションをキープすることの難しさ。子供はなおさらです。オリンピックでも、4年間、準備を積み重ねてきたのに、直前の検査で陽性になり、出場できなかった選手もいました。これからどんな気持ちで次に向かっていくんだろう…
…こうやって無気力な人になるのかと実感。。。子供に至っては、コロナウイルスにかからなくても、ちがう病気になっちゃうんじゃないかと思うくらい、ストレスを溜め込んでいるのがわかりました。これはコロナが終息してもこれからの社会の問題になっていきそう…
先日ninaの前身のお店を私に譲って下さった方のご葬儀にお邪魔しました。1世紀を超えるおお歳。大往生だと思いましたが、そういえば数年前にお会いした時、あと数年で100歳!の頃でしたが、まだまだやりたいことがたくさんある、とうきうきお話になっていたのを思い出しました。もしかしてまだやり残したこと、あるのかな、あるんだろうな。やる気がみなぎるって、あんな感じなんだろうな。
私がその方の下で働いた期間は短かったですが、外に出てから、あの人ほどの努力できる人は今の時代にはもういない、と別の方から聞きました。私から見たら、あまり楽しくない問題にも楽しそうに取り組んだり、仕事が好きで好きで仕方ないんだな、という印象でしかなかったのですが、実は凄い方だったんだな、と改めて驚いたのを覚えています。
その方が「自分を奮い立たせて」というフレーズをよく口にされていたのを思い出しました。「あの時は自分を奮い立たせて、頑張った」といったりすると、大げさだな、と思って聞いていましたが、今思い出してみると、今はその言葉が少し分かる気がします。
うまくいかないことや思う通りにいかないことが続くと気持ちも落ち込みますが、そこで気持ちを奮い立たせて、次に向かいます。
ご冥福を心からお祈りし、その方の爪の先でも見習えるように、ninaのオープンに向かいたいと思います。…大げさなことではないですが。
オープンは3月24日(木)予定です^ ^よろしくおねがいします。
時には、廃人になっちゃう日があってもいいですよね。
100歳になってもやりたい事がまだまだたくさんある。なんて羨ましい人生なんだろう。
私は100歳に比べればもっと若いけど、やりたい事ってあるんだろうか?
楽しそうにしている人とは自分を奮い立たせるのがとても上手な方なのかも知れませんね。みんな誰もがうまくいかない事を抱えながら、自分を奮い立たせて、自分で自分に元気を送って生きているんだと思うと勇気づけられます。
いいお話をありがとうございました。
また、美味しい幸せに会える事を楽しみにニーナへ伺います。よろしくお願いします。
ありがとうございます!自分で自分に元気を送って!
よろしくお願いしますm(_ _)m