アフターコロナの世界
お天気の良い週末に、家族でスキーに行きました。
といってもあまり良い天気なので、妙高などのスキー場は混んでいて、コロナがちょっと心配と思い、なんと!金谷山スキー場へ。
オーストリア人のレルヒ少佐が金谷山でスキーを教えたとして、日本スキーの発祥の地とはなっていますが、近年は小雪であまり営業していない標高145メートル、シングルリフト1本だけのスキー場。
家から5分、お湯を沸かせる道具とカップラーメンを持って駐車場でお昼を食べて帰ってきました。
ソーシャルディスタンスに問題はなかったと思いますが、思ったより大勢の人が来ていて、思いがけなくレルヒさんはコロナと大雪のおかげだと喜んでいるかもしれません。
若いお父さんが小さな子供とソリすべりを楽しんでいる風景も沢山見かけ、みんなブルーシート広げてお弁当食べたりしてのどかな光景でした。私が子供の頃は週末に父と遊んだ記憶はないな…近所の子もそうだったと思います。父は仕事かプライベートでした。
ずっと前に、ヨーロッパの週末は、お店もやってないから家族で公園に出掛けてサンドイッチ食べて帰ってくるんだよ、と聞いたことがあり、お店が週末にやってない!お母さんが木の下で本を読んでる!?とびっくりしたことがありましたが、金谷山で見た光景が、アフターコロナの世界なら、そんなきれいなことばかりではないにしろ、悪くないかも…と思いました。
みんなで盛り上げて一生懸命働いて、たくさん稼いでたくさん消費する、のもいいけど、ぼちぼち働いて最低限のお金で小さな集団でゆっくり過ごすという生活も素敵だ、と、もっと認められれば、上越の暮らしはとても理想的になるんじゃないかしら。
…なんだか自分が一世代も二世代も古い人間のように感じてしまいました。
…ということで、ninaは今シーズン、第1、第3日曜日をお休みすることに決定しました^ ^
大切なことをしれっと言いましたが、オープンなどの詳細が決まってきましたので、また次回改めてきちんとご報告したいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。